手を描こうとすると指の形が決まらず、何度も描き直してしまうことはありませんか。動画では「よく描く手は九九みたいに覚えてしまおう」と紹介しています。この記事では、握った手を描く実際の手順を解説します。
手の甲を描く

特徴 — 指から描き始めず、手の甲と手首を1つの細長いかたまりとしてとらえる工程です。
ポイント — 手首から手の甲までを縦長の四角で囲うイメージで描きます。ここで全体の大きさと傾きが決まるので、指のことはいったん忘れて外形だけに集中してください。
ゴルフクラブのように片方だけふくらませる

特徴 — 手の甲の上側だけを外にふくらませ、手首に向かって細くなる形に整える工程です。動画ではゴルフクラブにたとえています。
ポイント — 左右対称にせず、片側だけをふくらませるのがコツです。手のひら側に厚みが集まる形になり、握った手らしい重心が生まれます。
指を描いていく

特徴 — ふくらませたかたまりの上に、折り曲げた指を乗せていく工程です。
ポイント — 指は1本ずつ独立させず、山を並べるように連ねて描きます。輪郭からはみ出す量を控えめにすると、しっかり握った印象になります。
指に段差をつける

特徴 — 並べた指の高さをそろえず、階段のように少しずつずらす工程です。
ポイント — 指の高さが一直線にそろうと、板のように平たく見えてしまいます。人差し指から小指に向かって順に低くしていくと、手が立体として見えるようになります。
最後に親指を描く

特徴 — ほかの指を描き終えてから、最後に親指を足す工程です。
ポイント — 親指はほかの4本と違う方向に付いています。手の甲の側面から生えるように、短く太めに描くと位置を間違えません。
線を整えたら完成

特徴 — アタリの線を消し、輪郭をなめらかにつなぎ直して仕上げる工程です。
ポイント — 角ばったままの部分に丸みを加えると手らしくなります。関節の位置に短い線を足すだけでも、指の折れ曲がりが伝わります。
まとめ
握った手は、指から描くのではなく、手の甲のかたまり→ふくらみ→指→段差→親指、という順番で組み立てると形が決まります。よく描く手の形はいくつかパターンを覚えておくと、毎回悩まずに描けるようになります。
