服を描くとき、シワをどこに入れればいいのか分からず、なんとなく線を足してしまうことはありませんか。この動画では、服にシワができる理由を3つと、線の描き分け方を紹介しています。この記事では、それぞれの特徴を解説します。
ひっぱる

特徴 — 布が一点で引っぱられたときにできるシワです。引っぱられている場所から放射状に線が伸びます。
ポイント — 布が引っぱられている点を先に決めて、そこへ向かって線を集めるのがコツです。動画では、腕を横に伸ばしたパーカーで、わきの下の一点から袖に向かって線が伸びる例が紹介されています。
重力

特徴 — 布が上から吊り下がることで、下に向かって落ちるシワです。スカートのように、上でとまって下が広がる服に出ます。
ポイント — シワの線は、腰やえりなど布を支えている場所から下へ向けて引きます。真下に落ちる線と、外側へ流れる線を混ぜると、布の広がりが出ます。
あまる

特徴 — ひじや手首など、布がたまる場所にできるシワです。短い線が何本も重なって出ます。
ポイント — 動画では、なみなみとした線で描くのがおすすめとされています。曲げたところの内側に線を寄せると、布が押しつぶされてたまっている様子が伝わります。
輪郭線を三角にする

特徴 — 布があまってできるシワは、服の輪郭線じたいを三角にとがらせて描く方法が紹介されています。
ポイント — すそやそで口をまっすぐな線で結ばず、外側に小さな三角を作るように描きます。輪郭が波打つことで、布のたるみが輪郭からも伝わります。
「ー」と「つ」で描きわける

特徴 — シワの線は「ー」と「つ」の2種類で描き分けるとよい、という考え方です。
ポイント — まっすぐ引っぱられているところは「ー」の線、布がたまって折れているところは「つ」の線と使い分けます。同じ服の中で2種類を混ぜると、シワが単調に並びません。
まとめ
服のシワは、ひっぱる・重力・あまる、という3つの理由でできています。どうしてそこにシワができるのかが分かると、線を入れる場所に迷わなくなります。線じたいも「ー」と「つ」で描き分けて、服の状態に合わせて使ってみてください。
