同じポーズやキャラクターでも、画面のどこに配置するかによって伝わる印象は大きく変わります。実はプロの構図には、いくつかの決まったパターンがあります。写真の編集アプリでおなじみの三分割線のように、身近なところにも構図の基本は使われています。この動画では代表的な5つの構図を紹介しています。この記事では、それぞれの特徴と当てはめ方を解説します。
日の丸構図

特徴 — 見せたいものを画面の中央、円の中に収めるように配置する構図です。視線が一点に集まりやすく、主役をはっきりと目立たせたいときに向いています。
描き方のポイント — 主役となるパーツ(顔や手のポーズ、花などのモチーフ)を画面の中心に置き、その周りに余白を残します。中心に置くだけのシンプルな構図なので、初心者でも失敗しにくいのが利点です。
三角構図

特徴 — キャラクターの輪郭を三角形に収める構図です。底辺を下にした三角形は安定感や奥行きを、逆さまにした三角形は不安定さや躍動感を演出できます。
描き方のポイント — 足を開いて立つポーズや、腕を大きく広げたポーズは三角形に当てはめやすい形です。ジャンプなど動きのあるポーズを描きたいときは、三角形を逆さまにして頂点を下に置くと、勢いのある印象になります。
対角線構図

特徴 — 画面の対角線に沿って見せたいものを配置する構図です。斜めのラインが生まれることで、奥行き感や躍動感を出しやすくなります。
描き方のポイント — キャラクターの体の軸や、手に持ったアイテムの向きを対角線に沿わせるように配置します。マイクを持って歌う仕草や、風になびくマフラーなど、動きのあるモチーフと相性が良い構図です。
二分割構図

特徴 — 画面を縦か横で半分に分ける構図です。左右や上下の対称性が生まれ、安定感や静かな印象を演出できます。
描き方のポイント — 2人のキャラクターを背中合わせに配置したり、顔を左右対称に近い形で並べたりすると、この構図がきれいに決まります。中央の分割線をキャラクター同士の接点に合わせるのがコツです。
三分割構図

特徴 — 画面を縦横それぞれ3等分し、その線が交わる点に見せたいものを配置する構図です。写真の編集アプリのグリッド線としてもよく使われる、応用範囲の広い構図です。
描き方のポイント — 中央に主役を置く日の丸構図とは違い、線の交点はやや外側にずれた位置になります。あえて中心を外すことで、余白が生まれてバランスの良い画面になります。人物を画面の中心からずらして配置し、余った空間に背景や小物を添えると効果的です。
まとめ
5つの構図は、それぞれ伝えたい印象(安定・躍動・静けさ・バランス)によって使い分けることができます。描きたいポーズが決まったら、どの構図に当てはめると魅力が伝わりやすいかを考えてみてください。他の構図のアイデアは構図カテゴリの記事一覧へ。ポーズそのものの資料はポーズカテゴリの記事一覧もどうぞ。