イラストを描くときに「ラフ」という言葉を聞いたことはありませんか。何となく知っていても、実際にどう描けばいいのか迷うことはありませんか。この動画では、ラフとは何かという説明から、ラフを描くときのポイントまでをまとめて紹介しています。この記事では、実際の手順を解説します。
そもそもラフとは

特徴 — イラストを描く前に描く、大まかなスケッチのことです。細かい線はまだ描かず、全体をざっくりととらえます。
ポイント — ラフはイメージを整理したり、全体のバランスをつかんだりするために描くものです。きれいに描く必要はないので、気楽に手を動かしてみましょう。
まずは小さく! ざっくり大まかに!

特徴 — 最初は小さな枠の中に、人物の位置や向きだけを大まかに描きます。顔や体は簡単な線で十分です。
ポイント — 小さく描くと細部が気にならず、全体の形に集中できます。枠に十字の線を引いておくと、キャラクターがどこに入るかが分かりやすくなります。
いくつかイメージを描いたら

特徴 — 同じ小さな枠を並べて、ポーズや構図のちがう案を2つ、4つと描き足していきます。
ポイント — 1つに決めきる前に、アップの顔・手を組んだポーズ・両手を上げたポーズなど、方向のちがう案を出すのがコツです。見比べることで、どれが一番描きたい絵かが見えてきます。
お気に入りを決定!

特徴 — 並べた案の中から、一番気に入ったものを1つ選びます。動画では両手を上げたポーズが選ばれています。
ポイント — 選んだラフは、次の工程で大きく描き直します。小さなラフはあくまで案出し用なので、選ばなかったものは「使わなかった」だけで、決してむだではありません。
イメージをより具体的に描いたら

特徴 — 選んだ案を大きな枠に描き直し、顔の表情、髪の流れ、服やリボン、スカートなどを具体的に描き込みます。
ポイント — この段階でも線は1本ですっきり描かなくて大丈夫です。小さいラフで決めた全体のバランスをくずさないように、大きくしたときのずれを直しながら形を決めていきます。
カラーラフ!

特徴 — 具体的に描いたラフの上に、髪・服・スカートなどの色をざっくりとのせて、色のイメージを確かめます。
ポイント — はみ出しても気にせず、大きな面ごとに色を置くだけで十分です。線画の前に色の組み合わせを試しておくと、完成のイメージがつかみやすくなります。
ブレンドモードを使うと簡単です!

特徴 — 影や光の雰囲気まで簡単に試したいときは、レイヤーのブレンドモードを使う方法が紹介されています。
ポイント — 動画では、影のレイヤーは「乗算」、光のレイヤーは「加算発光」などを使う例が挙げられています。色を塗り重ねなくても、明るさの差を手軽に確かめられます。
まとめ
ラフは「小さくざっくり描く」「いくつか案を出してお気に入りを選ぶ」「選んだ案を大きく具体的に描く」「色のイメージをのせる」という流れで進めると、迷わずに描き始められます。最初から完成度を求めず、全体のバランスと色のイメージをつかむための準備として、気軽にラフを描いてみてください。
