獣耳のイラストは、どの動物も同じような三角形で描いてしまうと、キャラクターごとの違いが出しにくくなります。この記事では、動画で紹介された「うさぎ型」「とら型」「ひつじ型」「いぬ型」4種類の耳について、ベースになる形と描き方のポイントを解説します。
うさぎ型

特徴 — 頭の上にまっすぐ立つ、細長い楕円に近い耳。途中でやわらかく折れ曲がるものも多く、活発で愛らしい印象を与える定番の獣耳です。
描き方のポイント — 耳の外形はひし形(菱形)としてとらえると、根本から先端にかけての細さの変化をつけやすくなります。耳が折れ曲がる箇所は丸みを残さずあえて平らにつぶすと、実際のうさぎの耳のようにやわらかく垂れる質感が出ます。
とら型

特徴 — 輪郭に沿うように小さく、丸みを帯びた三角形の耳。鋭さよりも愛嬌が出やすく、やんちゃで人懐っこいキャラクターに向いています。
描き方のポイント — 耳の土台は四角に近い形でとらえ、角を丸めていくと自然な形になります。角を鋭く尖らせるとキツネやオオカミの耳に近づいてしまうため、丸みを強めに残すことがとららしさの決め手になります。
ひつじ型

特徴 — 小さな三角の耳が、渦を巻いた角と角のあいだの低い位置に隠れるように配置される、羊特有の配置です。角の存在感が強いぶん、耳自体は控えめに描かれます。
描き方のポイント — 耳を大きく目立たせるのではなく、渦巻き状の角の付け根に沿わせるように小さく配置するのがポイントです。耳の形自体は通常の小さな三角形で問題なく、耳よりも角の螺旋のボリュームで羊らしさを出すほうが効果的です。
いぬ型

特徴 — 頭の上でまっすぐ立ち、根本から先端に向けて伸びる三角形の耳。とら型より角が鋭角で、凛々しく誠実な印象になります。
描き方のポイント — 基本の形は三角形ですが、直線のままだと硬い印象になるため、耳の外側の輪郭をわずかに外へ反らせて弧を描くと自然な丸みが出ます。反らせすぎるとうさぎ型など別の動物に見えてしまうので、反りは控えめにとどめるのがコツです。
まとめ
同じ三角形がベースでも、丸みの強さや角度、角との組み合わせ方を変えるだけで、耳から伝わる動物の種類も性格の印象も大きく変わります。キャラクターの性格に合わせて耳の形を選び分けてみてください。他の動物・けものの資料は動物・けものの記事一覧へ。
