「360度」足の資料6選|色分けでわかる足のパーツ構造【トレスOK】

足は靴や靴下に隠れることが多いパーツですが、いざ裸足の状態を描こうとすると、どこにボリュームを置けばよいか分からず、のっぺりした板のような形になりがちです。この動画では、足を「すね」「甲」「かかとと つま先」の3つの単純な塊に色分けし、右足・左足をそれぞれ複数の角度から見せています。この記事では、色分けの考え方と、6つのアングルごとのポイントを解説します。

足を3つの塊でとらえる

この資料では、足を緑(すね)・ピンク(甲)・水色(かかととつま先)の3色に塗り分けています。すねは足首まで続く円柱、甲は足の甲をおおう一続きのふくらみ、かかととつま先はそれぞれ独立した丸みのある塊としてとらえます。輪郭線だけで足を描こうとすると平らな板のように見えてしまいますが、この3つの塊を意識して重ねると、足首のひねりや土踏まずのアーチが自然に出せます。この3色の考え方は、どの角度から見ても変わりません。次からは、右足・左足それぞれを前・内・後ろ・外の4方向で見ていきます。

右足

前向き

特徴 — 正面から見た構図で、すねの円柱の下に甲のふくらみが正面向きに見えます。奥行きは分かりにくいものの、実際のイラストでもよく使うシンプルな向きです。

描き方のポイント — すねの円柱とほぼ同じ幅で甲を配置すると自然です。かかととつま先の水色は円柱の左右にわずかにはみ出す程度に留めると、正面から見た奥行きの浅さが表現できます。

内向き

特徴 — 内側(土踏まず側)から見た側面のシルエットです。かかとからつま先までの流れるようなラインと、土踏まずのくぼみが最もよく分かるアングルです。

描き方のポイント — かかとの位置をすねの真下からやや後ろにずらし、土踏まずのカーブを甲の下に大きくとると、内側から見たときの特徴的な弓なりのラインが出ます。

後ろ向き

特徴 — 後ろから見下ろすように見た構図で、すねの円柱がほとんどを占め、甲は輪郭の片側にわずかに覗く程度に見えます。

描き方のポイント — 後ろ姿ではかかとの丸みが最も目立つため、水色のかかとを円柱の下にしっかり厚みを持たせて配置します。甲のピンクは輪郭の片側に少しだけ覗かせれば十分です。

外向き

特徴 — 外側(小指側)から見た斜めの構図です。すねに入った短い縦線が、外くるぶし(外側のくるぶし)の位置の目安になっています。

描き方のポイント — 外側は内側(土踏まず側)と違ってカーブが少なく、直線に近いラインになります。すねの外側、外くるぶしの位置に短い線を一本加えると、外側らしい引き締まった印象が出ます。

左足

前向き

特徴 — 右前と対になる、左足を正面から見た構図です。

描き方のポイント — 右前と同じ考え方で、甲の位置と幅をすねの円柱に対して左右対称に配置します。

内向き

特徴 — 右内と対になる、左足の内側(土踏まず側)のシルエットです。

描き方のポイント — 右内と同様、かかとをやや後ろに、土踏まずのカーブを大きくとります。左右の足を並べて描くときは、この内側のカーブが向かい合う形になることを意識すると自然に見えます。

後ろ向き

特徴 — 右後ろと対になる、左足を後ろから見下ろした構図です。

描き方のポイント — 右後ろと同じく、かかとの厚みを主役にして描きます。甲のピンクが覗く側が右後ろとは逆になる点に注意してください。

外向き

特徴 — 右外と対になる、左足の外側(小指側)からの斜めの構図です。

描き方のポイント — 右外と同様、外くるぶしの位置に短い縦線を入れ、直線的なラインでまとめます。

まとめ

前・内・後ろ・外のどの方向から見ても、足は「すね・甲・かかととつま先」という同じ3つの塊の組み合わせでできています。角度ごとに見え方は変わっても、パーツの構造自体は変わらないという点を意識すると、資料のない角度も自分で考えて描けるようになります。今回の8アングルを模写・トレスしながら、色の境目がどこに来るかを確認してみてください。他の体の資料は体カテゴリの記事一覧へ。

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