顔のライティング資料6選|光の向きで変わる陰影の付け方【模写・トレスOK】

同じ顔でも、光の向きや陰影の付け方が変わるだけで印象が大きく変わります。この動画では、陰影なしのベースから始まり、光の向きや陰影の描き込み方を段階的に変えた6パターンの顔を資料として紹介しています。この記事では、それぞれの特徴と描き方のポイントを解説します。模写・トレスして練習する際の参考にもどうぞ。

陰影なし(ベース)

特徴 — 陰影を一切加えていない、素の状態の顔です。目・眉・頬の赤みだけが描かれており、これから陰影を加えていくベースとなる状態です。

描き方のポイント — 陰影を考える前に、まず顔のパーツの位置と大きさのバランスを整えておきます。ここでの立体感の土台(輪郭・目鼻立ちの位置)が、後から加える陰影の説得力を左右します。

正面光(右側に陰)

特徴 — 顔の中心で縦に分かれるように、向かって右側に陰を落とした構図です。光源が左前方にあることを示す、はっきりとした二分割の陰影です。

描き方のポイント — 顔の中心線に沿ってまっすぐ陰影の境界線を引きます。輪郭の丸みに合わせて境界線を軽くカーブさせると、平面的に見えず顔の立体感が伝わります。

正面光(左側に陰)

特徴 — 2とは反対に、向かって左側に陰を落とした構図です。光源の向きが逆になるだけで、同じ顔でも視線の印象が変わります。

描き方のポイント — 基本の考え方は2と同じですが、境界線の位置を反転させるだけで済ませず、目や鼻の陰の付き方も光源の向きに合わせて描き直すと、より自然に仕上がります。

やわらかい光(右)

特徴 — 2の直線的な境界に対して、額や頬にかけて丸みのあるハイライトを加えた、柔らかい印象の陰影です。光がより広い範囲から回り込んでいる表現です。

描き方のポイント — 陰影の境界をくっきり分けず、明るい部分と暗い部分の間をぼかすようにグラデーションさせます。額のハイライトは丸く小さめに置くと、柔らかい光の質感が出ます。

やわらかい光(左)

特徴 — 4と左右対称の光の向きで、やわらかいグラデーション陰影を付けた構図です。

描き方のポイント — 4と同様にグラデーションを意識しつつ、光源が反対側にあることを踏まえて、頬や鼻筋のハイライトの位置も左右反転させて描きます。

まとめ

同じ顔でも、光の向きや陰影の描き込み方を変えるだけで、立体感や印象が大きく変わります。まずは直線的な陰影で光の向きを決め、そこからグラデーションや鼻影を加えて仕上げていくと、無理なく陰影の練習ができます。他の顔の資料は顔カテゴリの記事一覧へ。

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